「50歳を超えてから、あんなに輝けるものなんだ」——韓国のテレビで「雪の華」を歌い上げた歌心りえさんの姿を見て、そう思った人は多いんじゃないでしょうか。
でも、あの舞台裏には、20年以上寄り添ってきた旦那さんの存在がありました。歌手の夢を諦めずに生きてきた妻を、飲食店経営という形で支え続けた男性の話。今回は、歌心りえさんの旦那・永尾大さんについて、できる限り深く掘り下げていきます。
歌心りえの旦那・永尾大はどんな人?
旦那の永尾大さんは、お客様から「大ちゃん」という愛称で親しまれているレストランのマスターです。飲食の世界で生きながら、ベースも弾く——そんな多才な人物なんですよ。
旦那様は歌心りえさんのアメブロを見る限り、優しそうで子煩悩な雰囲気の方で、大さんは歌心りえさんの一番のファンだと語られています。
「一番のファン」という言葉、なんかいいですよね。スポットライトを浴びる妻の隣で、静かに応援し続けてきた夫——そういう存在があってこその30年の歌手人生だったんだな、と思わずにいられません。
出会いは音楽仲間として
歌心りえさんと永尾大さんの馴れ初めは、二人が音楽仲間として知り合ったことがきっかけだそうです。
音楽という共通言語で出会い、そのまま人生を共にする——ある意味、これ以上ない関係性ですよね。私がこの話を知ったとき、「そういう出会いって、何十年経っても絶対に色褪せないよな」と、少しうらやましくなりました。
実際、大さんは今もライブのステージでベースを弾くことがあります。空飛ぶこぶたやでのライブでは、旦那様がベース、歌心りえさんがボーカルとウクレレという編成で演奏することもあったそう。プロの歌手と、お店のマスター。でもステージの上では、対等な音楽仲間として並ぶ二人——想像するだけでちょっとグッときませんか。
空飛ぶこぶたやとは?下北沢の「音楽食堂」
旦那さんが経営する「空飛ぶこぶたや」は、東京都世田谷区の下北沢にある人気のライブレストランです。
「空飛ぶこぶたや」という名前、初めて見たとき「なんてファンシーな名前なんだ」と思いました。でもそれがかえって、このお店の雰囲気をよく表しているんですよね。
お店の基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 場所 | 東京都世田谷区北沢2-19-17 沢田屋ビル B1F |
| 最寄り駅 | 下北沢駅から徒歩数分 |
| 営業時間 | 17:30〜翌2:00(状況により3:00頃まで) |
| 定休日 | 月曜日 |
| コンセプト | 音楽と美食を同時に楽しめる「音楽食堂」 |
| メニュー | 豚肉料理・沖縄料理 |
| 収容人数 | 約40名 |
「空飛ぶこぶたや」は沖縄料理をメインとしていて、定期的にライブも開催しているお店です。地下にあるため、お店は地下にあるため、看板を目印にするのがコツだそうですよ。
歌心りえさん自身も年に数回、ここでライブを開催していました。夫が営む東京・下北沢のライブレストランで年に3〜4回、自身のライブを開催していたという形で、長年にわたって歌い続けてきたんですね。
韓国で一躍スターになった歌手が、数年前まで40人規模の地下食堂でライブをやっていた——その落差を考えると、なんか込み上げてくるものがあります。
「空飛ぶこぶたや」が法人化!株式会社movadoへ
ここが、ほかの記事ではほとんど触れていないポイントなんですよ。
2024年11月5日より「空飛ぶこぶたや」は法人化し、株式会社movadoとなりました。その際、永尾大さんはFacebookで次のように発表しています。
「空飛ぶこぶたやは、11/5火曜日より法人化する運びとなりました。株式会社movado 夫婦2人の小さな会社ですが、私達にしかできないエンタメを目指して頑張りますので、今後ともよろしくお願いします」
「夫婦2人の小さな会社」という言葉、すごくいいですよね。メジャーレーベルでもなく、大きな事務所でもなく、自分たちで「夫婦のエンタメ」を法人として立ち上げた。歌心りえさんが韓国でブレイクしたタイミングと重なるこの動きは、ただの偶然じゃないと思うんです。
歌心りえの家族構成——娘・かなちゃんのこと
歌心りえさんには娘さんが一人います。お名前はかなちゃん。2014年に出産し、2025年時点では10歳です。
歌心りえさんは娘を溺愛している様子で、SNSの投稿から仲の良さがわかります。家族でお出かけしたり、誕生日をお祝いしたりする動画も公開されているほどです。
さらに感動的なのが、2025年2月の空飛ぶこぶたや10周年ワンマンライブでのこと。ライブでは、カバーアルバムの発表や、娘のかなちゃんからの挨拶もあり、家族の温かさが感じられるイベントだったそうです。
娘が母の10周年をステージで祝う——ちょっと、泣きそうになりませんか。
51歳でメジャーデビュー——その裏にある家族の力
「有名になった実感はない」。韓国でブレイクした後、歌心りえさんはそう語っていました。
でも、数字は正直です。
YouTubeで公開されている「雪の華」のカバーは、ついに1,000万回再生を突破。コメント欄には「毎朝この歌から始めています」「母に聴かせたら泣いていました」「10回以上聴いてもまた聴きたくなる」といった声が多数寄せられています。
そして2025年、ついに——。
渾身のカバーアルバム『SONGS(歌)』と『HEARTS(心)』の2タイトルを、それぞれビクターとエイベックスから同時にリリース。51歳でのソロメジャーデビューが決定したのです。
さらに、2作品は第67回日本レコード大賞で企画賞を受賞という快挙も達成しました。
30年間、歌い続けた。夫が作ったお店のステージで、40人のお客さんの前で歌い続けた。その積み重ねが、51歳での「大爆発」につながった——こんなにドラマチックな話、なかなかないですよね。
「いい夫婦の日」サポーターにも就任
2025年に入り、歌心りえさんは「いい夫婦の日をすすめる会」のオフィシャルサポーターに就任しています。日本中の夫婦やカップルに、より素敵な関係を築いてほしいという想いが込められた記念日のサポーターとして活動を開始しているんです。
音楽仲間として出会い、夫婦でお店を切り盛りし、法人まで立ち上げた——その二人が「いい夫婦の日」サポーターになる。これは、ある意味必然だったのかもしれません。
歌心りえさんの歌手としての歩み(年表)
| 年 | 出来事 |
| 1994年 | SONYオーディション最終選考まで残る |
| 1995年 | 姉とのユニット「Letit go」でデビュー。「200倍の夢」がポカリスエットCMソングに |
| 1997年 | 姉とのユニット「Ciao」結成、「Rainy Heart」でデビュー |
| 2004年 | ユニット「September」結成。冬のソナタ公式カバーをリリース |
| 2012年 | NHK「みんなのうた」に「あのね〜青色の傘〜」が採用 |
| 2024年 | 韓国「日韓歌王戦」出演で50歳にして韓国でブレイク |
| 2024年 | 「千鳥の鬼レンチャン」で10連チャン達成 |
| 2024年 | 「空飛ぶこぶたや」が株式会社movadoとして法人化 |
| 2025年 | 51歳でビクター・エイベックスからソロメジャーデビュー |
| 2025年 | 第67回日本レコード大賞・企画賞受賞 |
この年表を見てぞっとしたのは、2012年から2024年まで「目立った大きな出来事」がないことです。12年間、ずっと下北沢の地下の食堂で、40人のお客さんの前で歌っていた。それがいかに「信念の積み重ね」だったか、改めて伝わってきますよね。
まとめ——「音楽仲間」の夫婦が作り上げたもの
歌心りえさんの旦那・永尾大さんは、派手な存在ではありません。ベースを弾く飲食店のマスターで、「大ちゃん」と呼ばれる愛されキャラ。でも、彼が「空飛ぶこぶたや」というステージを作り続けなければ、歌心りえという歌手は30年間歌い続けられなかった。
音楽で出会い、音楽で家族になり、音楽で会社を起こした。そして妻は51歳でついに世界に羽ばたいた——これ、本当に素敵な物語だと思うんです。
「夫婦2人の小さな会社で、私達にしかできないエンタメを目指して」という大さんの言葉が、これからの歌心りえさんの活躍とともに、どう実現していくのか。楽しみで仕方ありません。
よくある質問(FAQ)
Q. 歌心りえの旦那の名前は?
永尾大(ながお だい)さんです。お客さんや関係者からは「大ちゃん」という愛称で親しまれています。
Q. 空飛ぶこぶたや はどこにあるの?
東京都世田谷区北沢2-19-17 沢田屋ビル B1Fにあります。下北沢駅から徒歩数分の地下にあるお店で、定休日は月曜日です。
Q. 歌心りえと旦那はどこで出会ったの?
音楽仲間として知り合ったのがきっかけです。旦那の永尾さんは歌心りえさんの「一番のファン」と語るほど、長年音楽を通じて深い絆を持っています。
Q. 歌心りえの子供は何人?
娘が一人います。「かなちゃん」という名前で、2014年生まれ。2025年時点で10歳です。2025年2月の空飛ぶこぶたや10周年記念ライブでは、ステージで母親へのメッセージを送った姿が感動を呼びました。
Q. 空飛ぶこぶたやは法人化したって本当?
はい、本当です。2024年11月5日に株式会社movadoとして法人化されました。旦那の永尾大さんが「夫婦2人の小さな会社ですが、私達にしかできないエンタメを目指す」と発表しています。
