サッカー元日本代表で現役時代はMFで活躍した小野伸二(おの しんじ)さん。
現在は2人の娘の父親である小野伸二さんが、どんな家庭で育ったのか気になります。
そこで、この記事では小野伸二さんの生い立ちについて深掘りしてお伝えしていきましょう。
小野伸二の生い立ちが壮絶
小野伸二さんがプロサッカー選手になろうとしたのは母親の病気が理由
小野伸二さんが中学2年生の時に母親の乳がんの手術痕を見たことで、プロになることを決意。
その当時のことを、
「母親を、そして家族を幸せにしなくちゃいけないって思いから、絶対にサッカー選手になって稼ぐんだと。」
引用元:https://nikkan-spa.jp/
と語っていて、親や兄弟のためにプロサッカー選手を志しています。
小野伸二さんが中学2年生のときにJリーグが発足、1億円プレイヤーの存在を知って「自分にもできるんじゃないか」と。
わずか14歳の頃に「家族を養う」決意をしたのには、貧しい家庭環境に育った生い立ちがあったからなんです。
【生い立ち】小野伸二は母子家庭で10人兄弟
小野伸二さんは小学生のころからボールさばきが上手く、地元の静岡県沼津市では有名でした。
ところが、サッカー少年団に入ることができないほど実家が貧しかったのです。
小学生時代は一人でボールを蹴り、クラブチームにも所属できなかった小野伸二さんの生い立ちを見ていきましょう。
10人兄弟で母子家庭育ち
小野伸二さんは母子家庭で育っています。
小野伸二さんは10人兄弟の6番目で
母親
兄が4人
姉が1人
本人
弟が2人
妹が2人
の大家族で育っています。
団地の一階にある実家で家族がぎゅうぎゅうで雑魚寝をしていて「足の踏み場もなかった」と明かしています。
小野伸二さんのお兄さんたちは暴走族で、通っていた中学校の校庭にバイクで乗り入れて困ったという情報も。
幼い頃の夢はトラック運転手
お兄さんたちはトラック運転手
小野伸二さんは10人兄弟の6番目で、4人のお兄さんたちとは年齢が離れています。
幼い頃に、お兄さんが運転するトラックに乗せてもらって東京までいくのが楽しかったんだそう。
「大型トラックって、後ろに寝るスペースがあって、そこで寝るのがすごく楽しかったのを覚えています。当時、『トラック野郎』っていう映画もテレビで再放送されてて、トラックの運転手はカッコイイなあ〜って思ったりして…。だから幼い頃の夢はトラック運転手だったんです。」
引用元:https://nikkan-spa.jp/
チーム入団書をこっそり提出
小野伸二さんは小学生の時、サッカーチームに所属せずに一人でボールを蹴っていたのは先述した通り。
ところが、ボール捌きの才能に気づいたサッカーチームの指導者から、直接スカウトされた小野伸二さん。
お金がかかることがわかっていたので、母親に相談せずに内緒で記入して提出。
小野伸二さんが書いたものと気づいた指導者が、状況を察知して「全部面倒見る」と話に来て、チームに入ることができたんです。
プロサッカー選手になれた経緯は、素晴らしい指導者との出会いが大きかったんですね。
まとめ
小野伸二さんの生い立ちについてまとめると、
・10人兄弟で母子家庭育ち
・団地で雑魚寝の家庭環境
・中学2年生で母親が乳がん
と、裕福ではない家庭環境で育っていたことがわかりました。
小野伸二さんの才能に惚れ込んだ多くの支援者のもとでプロサッカー選手に育ててもらっていたんですね。