パリ五輪で体操日本男子の団体で金メダルを獲得した杉野正尭(すぎの たかあき)選手。
杉野正尭選手が、どんな家庭で育ってきたのか気になるところです。
そこで、この記事では杉野正尭選手の両親や兄弟など、家族構成について深掘りしていきましょう!
杉野正尭の家族構成
杉野正尭選手の家族構成は、
・父親:杉野忠(ただし)さん
・母親:杉野祥子(しょうこ)さん
・長男:杉野正尭(ふみあき)さん
・次男:杉野広尭(ひろあき)さん
・三男:杉野正尭さん
となっています。
【家族構成】杉野正尭の父親は50歳で逝去
杉野正尭選手が出場したパリ五輪の会場には、杉野忠さんの遺影を抱えて観戦する母親・祥子さんの姿がありました。
父親・忠さんは40歳で大腸ガンが見つかり50歳の若さで逝去
10年間の長い闘病生活ののち、杉野正尭選手が高校2年生の時に亡くなった父親・忠さん。
父親・忠さんが最初に病気を発症した時、杉野正尭選手はまだ小学生。
杉野正尭さんの父親・忠さんはどんな方だったのでしょう?
父親
杉野正尭選手の父親・忠さんは体操の経験なし
ですが、体操教室への送迎の時にトランポリンにチャレンジするうちに宙返りや逆立ちができるように。
杉野正尭の父・忠さんは技の名前を自身で調べ、試合会場では動画を回して大きな声で声援を送るほど、子どもたちの活躍を全力で応援していました。
子どもたちのパフォーマンスを動画で見返しながらお酒を飲むのが楽しみだったそうよ
このエピソードだけでも、子煩悩な父親だったことは間違いありません。
最初のガンが見つかり、杉野正尭選手が中学1年生の時に再発してからも大会の応援に駆けつけています。
投薬や入院を大会と重ならないように日程調整しながら息子たちを応援した父親・忠さん。
息子たちの頑張る姿に力をもらって闘病生活を送っていたんだそう。
母親
夫を亡くした後、一人で3人の息子たちを育て上げた杉野正尭選手の母親・祥子さん。
母親・祥子さんの職業は公表されていません
母親としての功績は子供が大きくなってから評価されることが多いでしょう。
働き盛りの40代で病気を発症した夫をサポートし、経済的にも大変だったのは間違いありません。
杉野正尭選手の父親の病気がわかった時、子どもたちの年齢は
で、小学生です。
そんな大変な状況で育った息子たちの現在を見ていきましょう。
【家族構成】杉野正尭選手と兄弟の現在
真ん中で父・忠さんの遺影を持っているのが長男、向かって右が次男、左が三男の杉野正尭選手です。
父親・忠さんの最後の「3人で仲良く」の言葉通り、杉野正尭選手の兄弟は仲が良く3人揃ってSNSに投稿されることも珍しくありません。
杉野正尭選手の活躍はパリ五輪で注目されましたが、他の兄弟はどうしているのでしょう。
長男
杉野正尭選手の長兄・史尭さんは『相好体操クラブ 鈴鹿教室』でコーチとして活躍
小学校のときから体操を始めた杉野正尭選手の長兄・杉野史尭さんは、
いずれも体操強豪校と言われる名門に進学し、現在の仕事に就き子どもたちの指導に従事しています。
私生活では、2022年4月に結婚、2023年に第一子誕生し父親になった杉野正尭選手の長兄・史尭さん。
次男
杉野正尭選手の次兄・広尭さんは、脳神経科学研究者
杉野正尭選手の次兄・広尭さんも小学1年生から体操教室に通っています。
高校までは長男の後に続いて「福井県鯖江高等学校」に進学。
と、文武両道で頭の良さがわかる学歴なんです。
現在は「脳神経科学研究者」として研究に没頭する日々を送っている杉野正尭選手の次兄・広尭さん。
2023年には杉野正尭選手の次兄・広尭さんの論文が海外の学術誌に掲載されて話題となりました!
最高に楽しい発表 at SfN in D.C.でした!
— Hirotaka Sugino (@hiro_takasugi) November 12, 2023
僕が英語でうまく伝えきれない内容をみんなで解読してくれる時間だったり、スマホ使ってタスクの説明しようとしたけど両手使うタスクだから3本目の腕が欲しくてスマホ持ってもらってもらったり
写真は見ず知らずのポスドクに撮ってもらった pic.twitter.com/4I3LKSbTrg
その論文の内容をざっくり説明すると、
難しい内容の論文ですが、体操の経験が活かされていることは間違いなさそうです。
早くに父親をなくした杉野正尭選手ですが、2人の兄も立派に活躍されていることがわかりましたね。
まとめ
杉野正尭選手の家族構成についてまとめると、
・父親は50歳で他界
・母親は女手一つで子どもを育て上げた
・長兄は体操コーチ
・次兄は脳神経科学研究者
・三男はパリ五輪で体操男子の団体金メダリスト
ということがわかりました。
杉野正尭選手のますますの活躍に期待がかかりますね!