川勝平太(かわかつ へいた)県知事が突然の辞職を表明しました。
これまで、数々の炎上発言をしてきて話題になったことがある川勝平太県知事。
この記事では、川勝平太県知事が4回も当選できたのはなぜなのか?調査して行きましょう。
なぜ川勝平太は当選できた?
これまで17-20代の静岡県知事を務めた川勝平太氏。
川勝平太氏が4回の当選を果たすことができた理由は、
前・静岡県知事の石川嘉延さんの後援があったから
と言われています。
石川嘉延氏との接点は?
こちらは、前・静岡県知事の石川嘉延氏。
川勝平太氏は政界に入る前は研究者として早稲田大学で教壇に立っていました。
当時「静岡文化芸術大学」の理事だった石川嘉延氏からの申し出で川勝平太氏は
「静岡文化芸術大学」の学長に就任
しています。
後に、大学の理事を退任した石川嘉延氏は静岡県知事に就任しているんです。
政界に入る前から関係があり、大学の学長への後ろ盾があったことを考えると、静岡県知事選で大きなバックアップをした可能性は大いにあるでしょう。
川勝平太は不人気の声が多いのに当選できたのはなぜ?
川勝平太氏は過去の発言で炎上することが多くあり「なぜ当選できたのか?」と疑問の声が多いのも事実です。
では、そのきっかけになった炎上発言について見ていきましょう。
過去の炎上発言まとめ
川勝平太氏の失言で炎上や問題になったのは以下の通りです。
❶『あちらはコシヒカリしかない』
❷給与返上していなかった問題
❸『磐田と浜松』問題
❹『職業優劣』発言
では、一つずつ見ていきましょう。
❶『あちらはコシヒカリしかない』
2021年10月の参院補選:応援演説での一コマ
対立候補の地盤である御殿場市について「あちらはコシヒカリしかない」
「飯だけ食って、それで農業だと思っている」
この発言を受け批判を浴びた川勝平太氏。
議会で可決されても居座るなんてなかなかの根性だわよね
結局、川勝平太氏の12月分の給与返上で場は収まっています。
❷給与返上していなかった問題
12月分の給与返上していなかった
2023年7月に『2021年12月分の給与返上がされていなかった」ことが判明。
このことが、静岡県民にさらなる不信感を抱かせることになったのは間違いないでしょう。
❸『磐田と浜松』問題
2024年3月に磐田市を拠点に活躍する女子サッカーが県庁を表敬訪問した際の失言が
『磐田というところは文化が高い。浜松よりもともと高かった』
磐田市を持ち上げるための発言とはいえ、浜松を下げる失言で県民感情は穏やかではありませんよね。
川勝平太氏の失言は「比較」して他方を下げることが多いように思えます。
とつぜんの辞職を発表した前日の失言が次に紹介する4つ目で大きな波紋を呼んでいます。
❹『職業優劣』発言
4月1日に行われた新規採用職員に対して
『野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりと違って、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い人たち』
と発言。
「農業や畜産に関わる人たちの知性が低い」とも受け取られる川勝平太氏の発言に、400件以上の苦情が寄せられています。