最近は番組MCや映画監督としても活躍する劇団ひとりさん。
劇団ひとりさんは、ガツガツと前に出るタイプではなく、お茶の間の人気が高いですが、すごい才能があるとは思えません。
今回は、劇団ひとりさんが天才と言われるエピソードをひも解いていきたいと思います。
なぜて劇団ひとりは天才?
劇団ひとりさんが天才と言われるのは、幾つかの理由があります。
そもそも、佐久間宣行プロデューサーが劇団ひとりさんの才能を認めたことがきっかけ。
劇団ひとりさんが、なぜ天才なのか検証する前に、まず、『天才』という言葉について調べてみましょう。
天才とは、天性の才能、生まれつき備わった優れた才能のことである。
引用元:wikipedia
とあります。
佐久間宣行プロデューサーは、天才について次のように語っています。
天才とは『勇気と実行力がある』人。
引用元:https://www.asahi.com/
劇団ひとりさんはマルチに活躍するタレント活動や、映画監督、作家などいくつもの顔を持っていることは誰もが知っていることでしょう。
そんな劇団ひとりさんの天才ぶりのわかるマルチな才能をみていきましょう。
劇団ひとりのマルチな才能とは?
劇団ひとりさんが天才と言われる理由は以下の4つの才能があるからでしょう。
①小説
②単独ライブ
③映画監督
④役者
では、何がすごいのか一つずつ詳しく見ていきましょう。
エピ①小説
小説『陰日向に咲く』がミリオンセラー
劇団ひとりさんの小説がミリオンセラーになった頃は、芸人が作家としての顔を持つこと自体が珍しいころ。
又吉直樹さんが作家として活動し始めたのは、劇団ひとりさんの小説が売れたことがきっかけになったとも言われています。
芸人の活動の枠を超えた成功例に感化された芸人さんたちは少なくなかったようですね。
書いた小説がヒットし、小説をもとに映画化された作品も大成功したことが一つ目の天才エピソードです。
エピ②単独ライブ
60分間の単独ライブでお客さんを飽きさせない
劇団ひとりさんは、その名の通り一人でステージに立ちます。
1つコントを終えるたび、早着替えいて出てきて次のコントへ…という流れの中で行う60分のライブ。
相当の熱量がなければ、一人で舞台を見に来たお客さんを笑わすのは難しいはずですよね。
ところが、劇団ひとりさんの単独ライブの面白さは定評があるんです。
劇団ひとりさんの単独ライブ、去年のがDVD化されなかったので頑張ってチケットを取って観に行きました。背景は黒い幕のみで、小道具や衣装も最小限に抑えて想像力を掻き立ててくれるあの最高の姿を観て、この良さはDVDには収録出来ないと思いました。すごい面白かったです。
— 元ラジカセ (@exradicase) August 28, 2011
しかも、すごく狭い空間で単独ライブをする劇団ひとりさん。
たくさんの小道具や衣装を使わずに、身ひとつで笑わすことができる劇団ひとりさんは、間違いなく天才でしょう。
過去にインタビューで『ネタ』についてこんなことを語っています。
どうしても経験を積んじゃうと、いろいろロジカルにできてくるから「この前振りに対してはこういうボケがいい」みたいに、ある程度計算と経験則でできてしまう。だけど、全く根拠ないんだけど感覚としてウケそうだなと思う、そういう感覚を大事にしたいですね。これが結構難しくて頭からいろいろ取っ払わなくちゃいけないから。
引用元:https://bunshun.jp/
経験を積んである程度のウケる感覚がわかっていて、それをあえて崩して感覚を大事にするというのはわかっていても難しいことですよね。
エピ③映画監督
劇団ひとりさんは映画監督でも天才っぷりを発揮しています。
泣けた〜
— サイババ (@saibabaykz) September 7, 2022
柳楽くんのビートたけし最高!
大泉さんの師匠かっこいい!
麦さんかわいい!
劇団ひとり天才!#47本目#映画 pic.twitter.com/LGjMy279gV
ビートたけしと師匠の物語『浅草キッド』の映画監督・脚本
劇団ひとりさんが天才なのは、泣かせるところと笑いのバランスでしょう。
観た人の心を揺さぶる役者陣の素晴らしい演技を引き出す監督への賞賛の言葉が多くありました。
昨晩夜ふかしして見た映画。
— なかじまゆう (@nakajima_y127) January 7, 2022
その時代の浅草のお笑いにどっぷり浸かれてとてもよかった。
監督、脚本を手掛けた劇団ひとりはやはり天才。
浅草キッド https://t.co/xY3HpAyDU7
やはり劇団ひとりさんの才能は素晴らしい!
エピ④役者
アドリブや観察力がすごい
こちらが劇団ひとりさんのアドリブ芝居です。
ほんと劇団ひとりは天才だよね pic.twitter.com/FBc18u3Ylf
— 味ポン (@ajipondu) October 21, 2023
劇団ひとりさんが天才なところは「そこにいそう」な感じのナチュラルさ。
でも、きちんと計算されていることは、バラエティ番組でのプレゼンを見ればわかります。
ほんと劇団ひとりは天才だよね pic.twitter.com/FBc18u3Ylf
— 味ポン (@ajipondu) October 21, 2023
計算しているけど、計算していないような演技を見せるのが得意なでしょう。
天才スポーツ選手は「上空から自分を見ているもう一人の自分がいる」という表現をします。
劇団ひとりさんも、冷静に自身を観察する天才型の人間なのかもしれません。
まとめ
劇団ひとりさんが天才と言われる理由について調査しました。
劇団ひとりさんは現在、
・小説家
・お笑い芸人
・映画監督
・役者
・番組MC
など、多彩な顔を持ちマルチな活躍をしています。
しかも、ガツガツしている感じがなく「ただそこにいる」感じで成功を収めていることが、天才と言われる理由なのでしょう。