ドラマや舞台、映画で活躍する女優・山本千尋(やまもと ちひろ)さん。
山本千尋さんは、大人気映画『キングダム2』でアクションをこなし「新世代アクション女優」と話題になりました。
この記事では、山本千尋さんが中国武術で金メダル獲得の過去や、始めた経緯などについて調査していきましょう。
山本千尋の中国武術がすごい!
まずは、こちらの山本千尋さんの中国武術を披露した動画をご覧ください。
動きにくそうな衣装にも関わらず、キレのある動きや集中力が素晴らしいですよね。
山本千尋さんは、中国武術を幼い頃から習っていたこともあり中国ハーフ?と思われがちですが、日本人です。
では、山本千尋さんの中国武術に関する経歴を見ていきましょう。
山本千尋は中国武術の世界選手権で金メダル!
山本千尋、好き!
— チョロ∞ (@07_25Kashi) April 28, 2018
ウルトラマンジードの演技素敵だと思うし、かっこいい!! pic.twitter.com/B9KvGdmUdD
山本千尋さんの輝かしい中国武術の成績は以下の通り。
・第2回世界ジュニア武術選手権大会:金メダル1つ 銀メダル1つ(2008年)
・JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会:3種目3連覇(2010-2012年)
※3種目とは:長挙、剣術、槍術
・第4回世界ジュニア武術選手権大会:金メダル1つ 現メダル2つ(2012年)
山本千尋さんは小学6年生で初めて金メダルを獲得した後、高校生になるまで輝かしい成績を残しています。
そもそも山本千尋さんが中国武術を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
中国武術を始めたきっかけは?
香港のアクション映画やカンフーが好きだった母親の影響で3歳から始めた
山本千尋さんは、お姉さんと一緒に近所にあった中国武術の稽古場で通い始めたそうです。
小学生になると競技スポーツの『武術太極拳』にハマり、週6日稽古するほど熱中。
中国武術って何?
武術太極拳
武術太極拳は大きく3つの動きで構成されています。
そして、個人競技は2つの種目で成績を競います。
山本千尋さんの世界大会での金メダル獲得は、こうした種目をこなし世界1位に輝いたんですね。
中国武術引退はいつ?
引退は16歳
まだまだ競技できる年齢で引退を決めたのは、『中国武術がマイナースポーツだから』だったことです。
どんなに世界で1位を取っても、中国武術はオリンピック競技ではないため、知名度が上がらず悔しい想いをしたことがあったんだそう。
そんな思いもあり、競技を引退して自身の活躍で裾野を広げようと考えたと明かしています。
女優を目指したのはなぜ?
武術選手権での活躍で業界の人に声をかけられたから
山本千尋さんが芸能界入りしたのは16歳の時。
中国武術の引退を決めたころに、日テレ系オーディション番組『スター☆ドラフト会議』への出演を打診されたことがきっかけ。
ジャッキー・チェンやジェット・リーさんに憧れて芸能界への夢もあったそうよ
芸能界への興味があったこと、中国武術の知名度を上げたいこと、その頃に業界の人に声をかけられたタイミングがあったんでしょう。
山本千尋さんは高校卒業してからLAぶ留学、真田広之さんと出会ったことが女優としての大きな転機になっています。
アクション女優としての出演歴は?
・映画『大泰ライムライト』
・NHK大河ドラマ『鎌倉殿13人』
・Netflix『今際の国のアリス』シーズン2
・映画『キングダム2』
話題のドラマや映画に出演するたびに、アクションが話題になっている山本千尋さん。
『キングダム2』で披露した剣舞のアクションがこちらです。
この映画への出演で山本千尋さんの女優としてのキャリアが一つ上がったことは間違いないでしょう。
まとめ
山本千尋さんが中国武術の金メダリストだったことがわかり、その詳細について調査しました。
・3歳で母親の勧めで中国武術を始めた
・2008年に小学6年生で初めて金メダル獲得
・2008年-2012年まで世界1位レベルをキープ
・16歳で引退し女優の道へ
・女優の道へ進んだのは中国武術の知名度を上げるため
ということがわかりました。
山本千尋さんは「新アクション女優」として話題のドラマや映画に出演しています。
今後の活躍に期待して応援していきましょう。