2024年7月30日に行われたパリ五輪で、フランスに94-90で惜敗した男子バスケ日本代表チーム。
試合後「勝てる試合だった」と話す河村勇輝選手が、誤審でファウル判定を受けていたのではないかと言われているのです。
男子バスケで河村勇輝選手にファウル判定を下した女性審判・ブランカ・セシリア・バーンズについて詳しく見ていきましょう。
【画像】誤審でファウル判定
こちらがファウル判定を受けた問題のシーンです。
手のあたりを大きく拡大したものがこちらになります。
河村勇輝選手は相手の身体どころか、ユニフォームにすら触れていない状況でファールを取られています。
ここまでの試合の流れが日本が4点リードしていただけに、この判定に納得のいかない声が続出。
フランス対日本の試合の流れを見てみると、
・残り時間16秒で日本が4点リード
↓
・残り時間10秒でフランスがスリーポイントを決め、その時に河村勇輝のファウル判定
↓
・フランスにフリースローを決められ同点に
↓
・延長戦に持ち越し日本が4点差で惜敗
「世紀の大誤審」とも言われるほど話題になるのも仕方ありません。
オリンピック開催国のフランスで完全アウェーの雰囲気の中で、審判による誤審で負けたといっても過言ではない状況。
では、誤審した審判について見ていきましょう。
ブランカ・セシリア・バーンズWikiプロフ
向かって左に立つ女性がブランカ・セシリア・バーンズさんで、唯一の女性審判なんですね。
名前:ブランカ・セシリア・バーンズ
生年月日:1987年2月12日
年齢:37歳(2024年7月時点)
出身:メキシコ
国籍:アメリカ
職業:バスケットボール審判
ブランカ・セシリア・バーンズの経歴
ではブランカ・セシリア・バーンズさんの詳しい経歴を見ていきましょう。
バスケ経験
幼い頃からバスケットボールに親しみ、進学してもバスケを続けていたブランカ・セシリア・バーンズさん。
大学に進学すると、プレイヤーだけでなくNAIAのバスケチームでポイントカード(※司令塔)として活躍。
大学に通いながらYMCAで子供と関わるアルバイトをして、生活費を稼いでいたブランカ・セシリア・バーンズさん。
そのバイトというのが未就学児向けのゲーム審判なんです。
この経験がバスケ選手じゃなくて審判になるきっかけだったのかもしれないわね
1試合のバイト代は25ドルで、多い時には4試合の審判で100ドルの稼ぎがあったそう。
現在のレートで換算すると1ドル152円で、一日で1万5,000円以上稼いでいたことになります。
NBA審判はいつから?
2011年からNBAで審判として活躍
NBAでの審判の前にFIBAで審判されていてキャリアを積んでいます。
男子バスケ世界選手権で女性審判員として初めて起用されたブランカ・セシリア・バーンズさん。
そんなすごい経歴の持ち主だったんですね。
まとめ
ブランカ・セシリア・バーンズの経歴についてまとめると、
・メキシコ系アメリカ人
・NBA審判として活躍
・男子バスケ世界選手権で初の女性審判として起用
ということがわかりました。
ブランカ・セシリア・バーンズさんの今後の審判について注目が集まりそうですね。