アメリカ人の俳優でDJとしても活躍するアンセル エルゴートさん。
ハーフでもないのに日本語が流暢に話すことができるのが驚きです。
この記事では、アンセル エルゴートが日本語をどうやって学んだのか見ていきましょう。
なぜアンセル エルゴートは日本語が話せるの?
#アンセル・エルゴート(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、#渡辺謙、#菊地凛子、#伊藤英明、#笠松将、#山下智久
— NB Press Online (@NB_Press_Online) April 6, 2022
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アンセル エルゴートが日本語を話せるようになったのは、ドラマ出演がきっかけ。
そのドラマは
WOWOWとHBO Maxの共同制作ドラマ『TOKYO VICE』
で、アンセル エルゴートさんは主演・ジェイクを演じています。
・舞台は1990年代で大手新聞社勤務のアメリカ人記者・ジェイクが、記事ネタのために東京の「裏社会」と繋がっていくサスペンス。
ドラマの舞台が東京で日本語のシーンも多くあったため、アンセル エルゴートさんは独学で日本語を学習したんだとか。
インタビューの理解が早い
ドラマ出演すると雑誌インタビューされる機会が多くあります。
アンセル エルゴートさんは、日本語で質問されたことをすぐに理解して、半分以上は通訳を介さずに答えることができる日本語レベル。
決まった定型文を話すことは、外国人のアーティストでもできますが、聞かれたことを瞬時に理解するのは大変なこと。
渡辺謙さんとのやりとりで、日本語理解が早いことがわかります↓
アンセル エルゴートさんは、日本語がここまで話せるようになったのはなぜなんでしょうか?
アンセル エルゴートの日本語勉強法
アンセル エルゴートさんが日本語を短期間で取得した方法が3つ。
①毎日6〜8時間学習
②日常生活で使ってみる
③英語で書かれた台本を訳す
④日本の環境に溶け込む
では一つずつ見ていきましょう。
①毎日6〜8時間学習
マンツーマンで毎日6~8時間勉強
アンセル エルゴートさんが演じたのは「日本語が流暢なジェイク」という役。
この役を演じるにあたり、丸暗記するのではなく「意味を理解して、ちゃんとやりたい」という気持ちが強かったんだそう。
日本語を話すことにこだわった結果、毎日6~8時間という文字通り「日本語漬け」の生活になったんですね。
②日常生活で使ってみる
日本語のセリフを自分のものにして、日常で使ってみる
その様子をこう明かしています。
「例えばバーに行ったら。『タバコ吸ってもいいですか?』と言ってみたり。(中略)
引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0129835
『手伝って』『手を貸そうか?』というのもセリフで学びました。現場でセリフが変わることもあるのですが、私はそれが好きでした。いつも新しい言葉を勉強しています。
突然のセリフ変更も「新しい日本語」が覚えられる、と前向きに捉えるアンセル エルゴートさん。
言葉への探究心が「アンセル エルゴートさんが日本語話す」ことをスムーズにさせた秘訣なのかもしれません。
③英語で書かれた台本を訳す
英語で書かれたセリフを日本語に訳して覚える
アンセル エルゴートさんは、英語のセリフを日本語に訳す以外でも、台本でこだわりがあったことを明かしています。
アメリカのスタジオから「もっと英語を増やして」という要求もありましたが、それはおかしいと思いました。これは日本の物語だし、ジェイクも日本に来ているんだから。最終的には英語と日本語が半分ずつになりました。
引用元:https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02394/
スタジオサイドの提案を跳ね除け、アンセル エルゴートさんは日本語のセリフを増やしています。
役に対する情熱も相まって、アンセル エルゴートさんが日本語を話す状況に自身で追い込んだんですね。
④日本の環境に溶け込む
・1週間休みがあったら地方に旅行に行く
アンセル エルゴートさんは、いろんなところに旅行に行き、その土地の人と会話しながら、撮影現場では聞けない言葉を取得したんだそうです。
現場でもスタッフとできるだけ日本語で話すなど、積極的にコミュニケーションをとっていました。
下が居酒屋さんの2階に部屋を借りて、酒屋さんでご飯を食べたり銭湯にも通っていたアンセル エルゴートさん。
日本の生活や旅行を通して、日常生活に入り込むことで日本語を話す機会を意識的に増やしていたんですね。
現在は漢字も書けるようになっていて、日本語の上達ぶりが素晴らしいですよね。